【業界別】YouTube企業チャンネルを成功させる方法

こんにちは
朝日放送コンテンツマーケターの藤田謙太郎です。
今回は業界別のYouTube企業チャンネルの成功方法をお伝えします。
もっと具体的に知りたい方は是非お問合せ下さいませ。
大前提として、YouTubeをグロースさせようと思えば、当社のようなプロに依頼しない限り内製化で戦える甘い世界ではありません。
士業のYouTubeチャンネル

弁護士、税理士、社会保険労務士等の士業の方はYouTubeチャンネルでブランディングや集客する事に向いています。
ここで大切な事は、とてもシンプルです。
■一人の出演者に固定すること
いろんな出演者を出そうとするより、出演者は一人だけの方がチャンネル認知は広まりやすいです。
お喋りは上手くなくて全く問題ありません。
■みんなが知りたいベタな事も積極的に発信する
よく、他のチャンネルと差別化を図ろうと、どこもやっていない企画を探そうとする人が多いですが、YouTubeにおいては最初からこの方法を採るのは悪手です。
■主観的な意見こそ重要
専門職のチャンネルでありがちなのは、明確はエビデンスがある内容しか語られていないということです。
勿論、これでも信頼は得ますが、それ以上のファンは生まれにくいです。理由はそういった情報はネット上に既にある事が多いからです。もっとその人そのものの考え(つまり主観)を伝えることでファンが広がっていきます。
不動産会社のYouTube企業チャンネル

よくあるのが「ルームツアー動画」です。これでも悪くはないのですが、必ずしもルームツアー動画だけが正解というわけではありません。
■「情報」をしっかり精査して発信する
不動産は賃貸も含めて、多くの人にとってとても大きな買い物です。
にも関わらず、その賃貸や購入において「これってどこで調べたら情報があるんだっけ?」と迷われた経験がある方も多いと思います。
そうなんです、これこそが実は狙い目で、「生活者が欲しい情報」をプロの目線で届けるコンテンツは実はYouTube上ではまだまだ供給不足しています。どういう情報をどういう構成と演出で伝えるかはプロがしっかり監修をした方が良いですが、このコンテンツを充実させる事がキーポイントです
■制作する上で面倒でも、顧客の声はやはり最強
不動産会社のYouTubeチャンネルで、顧客の出演は交渉ハードルが高いという事でやられていないチャンネルが圧倒的に多いです。ただ、だからこそやるべき価値があります。こちらも先ほどの「情報」と同じく、生活者が見たい情報であるためです。交渉の仕方は当社のようなプロがレクチャーをするときちんと仕組み化が可能です。
病院やクリニックのYouTubeチャンネル

当社支援例でも、病院やクリニックでYouTubeチャンネルを開設されて認知度向上を果たしたところは実は多いです。それぐらい、YouTubeとは相性が良いと言えます。
重要なポイントは以下です。
■専門的でマニアックな内容を伝えるのではなく、症例として一番多いものから様々な角度で伝える
よく、様々な専門的知識を伝えたいという意図で、難症例含めたレアケースや生活者には馴染みのない症例まで紹介されているチャンネルがあります。そうではなく、症例として一番多いものが、イコール生活者が知りたい内容ですので、そちらを様々な角度から説明する動画をコアに据えるべきです。
■表現はとにかく分かりやすく
病院やクリニックのYouTubeチャンネルでありがちなのは、お話されている表現が専門的過ぎて、一般の視聴者(生活者)が完全に理解することは難しいというものです。お話されている先生にとっては十分噛み砕いているつもりでも、生活者目線で見るとその咀嚼は全然足りない事が多いのです。当社の支援するチャンネルが伸びる理由の1つですが、当社はこの「表現部分」を生活者が分かるように噛み砕いて徹底的に翻訳する事に長けています。
BtoB企業のYouTubeチャンネル

BtoB企業でYouTubeチャンネルをやりたい場合、大事な事は「YouTube上でバズらせよう」と狙わない事です。原則は「こういう会社だと思ってもらいたい」というブランディングを打ち立てて、それをある手段を使って拡散していく方法が最も合理的です。
■会社のラフな姿を戦略的に出す
YouTubeで多くの視聴者が期待すること、それは「本音」です。言い換えると「ありのままの意見や姿」です。
よくWebサイトは静止画とテキスト、YouTubeは動画を発信する場所と位置付けられている企業もいらっしゃいますが、マーケティングの視点では少し違ってきます。Webサイトはフォーマルなしっかりとした会社の姿を出す場で、YouTubeはありのままのラフな会社の姿を出す場、というのが戦略的には正しいです。そういった動画を拡散するためには「ある手法」を使う必要があります。BtoB企業ではないですが、有名な「トヨタイムズ」も広くはこの手法に分類されます。
■淡々と系
会社で作っているものが生活者に「見てみたい」と興味喚起できるものであれば、それを行っている動画を、変に演出せずに淡々と発信し続けるのが一番良いです。当社が支援した事例ですと解体業者さんであったり、ロボットハンドを開発している企業さんだったり「ボーっとずっと見ていられる」何かを持っている企業さんの場合に有効です。
小売企業のYouTubeチャンネル

BtoCの小売企業の場合、商品のラインナップやクオリティで攻め方は変わります。
ここを間違うと、いくら頑張っても全く伸びないチャンネルになります。
■商品ラインナップがとにかく豊富な企業(100円均一や消費財など)
ストレートに商品を使った豆知識等を分かりやすく配信するのが良いです。人がいろいろ喋るというより、それを端的に見せる動画です。ただ、こういうシンプルな動画ほど実は非常に難しいため、プロの力を借りる事をおススメします。
■商品ラインナップがそこまで多くない企業
この場合は、数少ない商品をひたすらプッシュしてもチャンネルは全く伸びません。
この場合は、もしその商品が生活者の「こうしたい」や「悩み」に直結する場合であれば、それを中心にしたコンテンツを創るのです。これは具体的に言うとお話が長くなりますので、ここまでにします。
無形商材のYouTubeチャンネル

金融商品やコンサルティング業、冠婚葬祭業、スクール業等も含まれます。
これらの業種は比較的YouTube向きであると言えます。理由は生活者の身近な課題に直結するサービスを提供している事が多いためです。
■自社商品だけに関係無く、その業界内で生活者が知りたいであろう内容を発信する
これら業種のYouTubeチャンネルで最も失敗するのは、自社サービスの宣伝に寄った動画コンテンツばかり作ってしまうということです。そうではなく、例えば金融商品なら生活者の家計に関する内容ですし、スクール業なら何かの資格習得や勉強に関する事ですので、そこに付随して生活者が知りたいであろう内容で構成する事が重要です。これもコツは必要です。
■知りたい内容を網羅的に出す事が大切
前述の通り、生活者の知りたい内容を発信すべきですが、無形商材のYouTubeチャンネルはとにかく量も重要です。知りたい内容を少しでも網羅的に、仮にそれが重箱の隅をつつくような内容であっても気にせずガンガン出しまくる事が大切です。理由はシンプルです、こういった無形商材の会社を生活者が選ぶ際の重要な要素は「その企業はその領域に詳しいか否か」です。YouTubeを使ってそのブランディングに寄与するためです。
当社は上記以外にも様々なYouTubeチャンネルをプロデュースしています。
どういった企業規模や業種であっても対応できますので一度こちらにご相談下さい。