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ノウハウブログ

動画制作で撮影をするときのポイントを伝授

企業の良さをアピールする上で、動画制作は必要不可欠です。しかし、肝心の撮影を何も考えずに行うと、評価が下がりかねません。ここでは、動画制作で失敗しないために撮影するときのポイントを紹介します。

動画の撮影で伝授したい基本ポイント

動画撮影にはさまざまな方法があるものの、基本を守らなければ良い効果は得られません。撮影で重視すべきポイントは次の5つです。

  1. カメラは原則固定
  2. 撮影する時間帯を考える
  3. 背景に気を付ける
  4. 上アングルを意識する
  5. 「間」を意識する

動画撮影は自由に工夫できるからこそ、基礎的な部分をしっかりと押さえましょう。

①手ブレはNG!原則はカメラを固定して撮影

動画撮影は、手ブレが起こらないよう固定しなければなりません。動画が見づらくなるだけではなく、視聴者によっては画面酔いのリスクがあります。映像で不快な思いをさせてしまうと、動画マーケティングは逆効果です。

場合によってはビデオを動かさないといけないケースもあるでしょう。ただし、移動は必要最低限に留めたほうが動画も見やすくなります。また、映像を動かす際には編集を入れることも1つの方法です。

動きながらの撮影で手ブレを抑える際には、ジンバルがおすすめです。今では、安価なジンバルも数多く揃えられています。安いものであれば、1万円程度で購入可能です。撮影する際には、手ブレを防ぐアイテムを活用することも検討しましょう。

②逆光も踏まえて構図・撮影する時間帯を考える

撮影の時間帯を決める際には、逆光も必ず計算に入れましょう。外で撮影する場合、逆光に邪魔されると撮り直しが必要です。撮影時に気にならなくても、編集時に見返すと「逆光で見えない部分がある」という事態になりかねません。構図や太陽の位置を考えず無理に動画を撮影しても、思い通りの出来栄えにはならないでしょう。

そのため、事前に構図や太陽の位置、光の強さを考慮してベストな時間帯を見つけることが大切です。また、室内の撮影でも窓の外から光が入る場合もあります。カーテンなどで光を遮るといった工夫が必要です。まずは事前に構図を決めて撮影のリハーサルを行うことをおすすめします。

③背景で視聴者の心理状態が変わる

動画を撮影するときは、背景を意識しましょう。撮影者側はあまり背景を気にしていなくても、視聴者は背景にも注目して動画を観ています。 

背景の色合いだけでなく、どのような場所で撮影しているかも重要です。どれだけ素晴らしい内容の動画でも、ものが散らかっている室内で撮影してしまっては、視聴者も動画に集中できなくなるでしょう。

背景は視聴者の心理状態に影響を与えるため、動画の内容に合った場所で撮影しなければなりません。例えば、勉強の内容を紹介する場合は本棚をバックに映す、オフィスの紹介をするときは光が行き届いた明るいオフィスを背景にするなど工夫してみましょう。

背景を決める際には、なるべく不要なものを映さないよう意識します。また、編集で変えてしまう方法も効果的です。

④人を美しく魅せるのなら上アングル

人物を撮影する場合、上アングルから撮影するといいでしょう。撮影の大原則として、人は下からよりも上から映したほうが美しく映ります。輝かしい姿を見せるためにも、こうした小さな気遣いが必要です。当然、例外的に下アングルで撮影するパターンもあります。とはいえ、このような撮影方法は限られた場合のみです。

撮影の構図やカメラアングルはスマホ1台あれば手軽に試すことができます。普段写真や動画を撮影する際に意識するだけで、どの角度から撮影するのがベストなのかを研究できるでしょう。

⑤「間」を意識する

動画撮影では「間」を意識しなければなりません。動画は話す内容だけではなく、適切な間を入れるとより見やすくなります。撮影となるとつい緊張してしまい早口になり、言葉と言葉の間がなくなりやすいです。意識的に間を挟むようにしましょう。

また、撮影開始ボタンを押したあとは数秒間待つことも効果的です。再生ボタンを押した直後に喋り出してしまうと、視聴者も落ち着いて動画を楽しめません。また、基本的に動画はカットを繋げてつくるため、間を入れたほうが作業もしやすくなります。このような注意点にも気を配りつつ、動画撮影に臨んでください。

基本を守らずに撮影するリスク

先ほど紹介した5つの基本ポイントを守らなければ、どういった影響を及ぼしてしまうのでしょうか。動画を提供する側は、あらかじめ以下のリスクも把握しておく必要があります。

  • メッセージが伝わりづらくなる
  • 視聴者に離脱される
  • 次回以降の動画に悪影響が及ぶこともある

内容を押さえ、失敗をしないよう気をつけましょう。

メッセージが伝わりづらくなる

いい加減な撮影が起こすリスクの1つ目は、メッセージを上手く伝えられなくなる点です。映し方や背景を細かく決めなければ、視聴者も動画の内容が理解しづらくなります。違和感のある映像は、見る側の集中力を削いでしまうものです。

視聴者の中には、いい加減な動画に対して不快感を覚える人もいるでしょう。「時間をムダにした」と動画を見たことでその企業に対してマイナスな感情を抱く可能性があります。明確なメッセージを伝えるためにも、映すべきポイントをあらかじめ決めておきましょう。

視聴者に離脱される

映し出される動画に嫌悪感を抱けば、視聴者から離脱される可能性もあるでしょう。特に、動画は導入部分が最も離脱されやすいといわれています。冒頭数秒で「見るに値しない」と評価されれば、視聴を止めてしまう可能性が高いです。動画の冒頭で「興味がない」「面白そうではない」という理由で離脱した人もいるかと思います。

動画の内容そのものに興味がない場合は仕方がありませんが、撮影を工夫するだけで興味を持ってもらえる可能性があります。視聴者を意識した動画撮影を心がけましょう。

離脱を防ぐためには、あらかじめコンセプトを考えることが重要です。例えば、レストランの場合はおすすめ料理を積極的に映す方法があるでしょう。軸を決めるだけでも、撮影時に注意すべきポイントを押さえられます。

次回以降の動画に悪影響が及ぶことも

出した動画の評判次第では、次回以降の動画に悪影響が及ぶ危険性があります。視聴者に「この企業の動画は見る必要がない」とレッテルを貼られてしまうからです。このような状態が続けば、どんなにいい動画を作ったとしてもマーケティングに活用できません。事業全体にもダメージを与えかねないでしょう。

当然、誰もが納得するような動画を作ることは困難です。しかし、いい加減な撮影は作る側も見る側も時間を無駄にしてしまいます。挑戦するのであれば、一生懸命考えて動画撮影に臨みましょう。

手順どおりに撮影・制作してみよう

最後に、動画の撮影・制作の手順を以下の4つに分けて紹介します。

  1. 撮影前に全体像のおさらい
  2. キリの良いところで一時停止
  3. 停止したら見直し
  4. 完成したら鑑賞会をする

それぞれどのようなコツが必要になるか詳しく解説します。

①撮影前に動画の全体像をおさらいする

まずは撮影前にどのような動画をつくるか確認しましょう。あらかじめ大まかな動画の構成表を作成し、全体像を把握しておくことをおすすめします。構成や必要なカット数を把握しないまま撮影を行うと、無駄な撮影が多くなってしまいます。時間だけが取られてしまい、業務に支障をきたすでしょう。

もちろん、動画撮影はある程度の時間を割かなければなりません。しかし、無駄な作業をしても撮影に対するモチベーションが下がるだけです。集中力を維持するためにも、構成表のはじめから終わりまでをじっくりと見直しましょう。

②キリの良いところで区切る

動画撮影は必ずしも最後まで続ける必要はありません。キリの良いところでカットを入れることが基本です。何回かに区切りながら、編集で1つの動画にまとめるという方法が一般的です。

無論、動画の内容によっては長時間撮影する場合もあります。ただし、長時間撮影にはある程度の慣れが必要です。初心者同士で撮影するのであれば、細かくカットを挟んで編集でつなげたほうがスムーズに作業も進みます。

③撮影を止めるごとに見直しする

動画の撮影が終わったら見直しが必要です。いまでは、スマホやパソコンを使って撮影している企業も多いでしょう。特にスマホであれば、一度撮影した動画をその場で確認できます。

1回ごとのチェックを怠ると、動画が完成したタイミングでミスが見つかり、撮り直しや内容の変更をしなければならない可能性があります。なるべく、撮影の都度確認したほうが作業もスムーズです。定期的に見直しを行い、各パートずつ丁寧に完成させましょう。

④完成後は第三者も交えて鑑賞する

撮影および編集が終わったあとは、第三者も交えて鑑賞するといいでしょう。確認する際には動画作成に携わっていないスタッフに内容を確認してもらい、客観的な意見を聞くことをおすすめします。第三者からの意見をもらうことでより充実した動画を作成できます。

特に、企業などのPR動画であれば、不特定多数の視聴者が見ることが想定されます。場合によっては、何気なく投稿してしまった内容が批判の的となってしまう可能性があります。こうした事態に備えるためにも、第三者の意見は重要です。

まとめ

動画撮影は、ただ映像を録画すればいいわけではありません。質の高い動画を作るためには、基本となるポイントを押さえた上でオリジナリティのある動画を作成する必要があります。撮影の基本として、ここで紹介した内容を意識しましょう。

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