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想定導入事例

「加盟店が増えない」飲食FC本部が説明会予約数を改善した方法

※本記事は想定シミュレーションです。数値は仮設定です。

藤田 謙太郎

この記事の著者

藤田 謙太郎

コンテンツマーケター

SNSマーケティング事業を10年以上行ってきた経験を持つ、実践派コンテンツマーケター。 机上の空論や流行の理論にとらわれず、現場で培った圧倒的な「場数」に基づく支援が強み。 朝日放送にジョインしてからは、クライアントの課題に寄り添い、 本当に成果につながる実践的な戦略立案から実行までをトータルでサポート。

■ 企業概要

地方発祥のテイクアウト専門飲食ブランド。直営12店舗、FC加盟18店舗を展開していた。店舗売上は安定しており、モデルとしては十分に魅力があった。しかし加盟店募集ページからの説明会予約は月9件前後で停滞していた。

広告では「低投資」「未経験歓迎」「副業可」といった訴求を打ち出していたが、問い合わせの質は低く、説明会後の契約率も伸び悩んでいた。本部側では「もっと広告を増やすべきか」と考えていたが、ASAHIメソッドで分析すると、問題は広告量ではなかった。

■ 本当の課題

加盟検討者へヒアリングすると、彼らが知りたかったのは夢のある成功談だけではなかった。むしろ、

・本当に利益が出るのか
・現場運営はどれくらい大変か
・人材採用はできるのか
・失敗する加盟店にはどんな特徴があるのか
・本部は開業後も支援してくれるのか

という現実的な不安を抱えていた。

しかし当時の募集ページには、ブランド理念、出店メリット、収益モデルの概算しか掲載されていなかった。既存オーナーのリアルな声や、開業後に苦労するポイントはほとんど見えなかった。

つまり、“加盟したくなる夢”は語っていたが、“安心して検討できる現実感”が不足していたのである。

■ 実施した改善施策

ASAHIメソッドでは、まず「加盟検討者の不安」を時系列で整理した。資料請求前、説明会前、面談前、契約直前で、それぞれ不安の内容が変わることが分かった。

資料請求前には「本当に儲かるのか」、説明会前には「自分に運営できるか」、契約直前には「本部支援は十分か」を気にしていた。

そこで、既存オーナー密着動画を制作した。開店準備、仕込み、ピークタイム、スタッフ教育、閉店作業までを撮影し、運営のリアルを見せた。良い部分だけでなく、「最初の3ヶ月で大変だったこと」「採用で苦労したこと」も含めて発信した。

LPでは、成功事例だけでなく、失敗しやすい加盟パターンも掲載した。例えば、現場任せにしすぎるケース、採用準備が遅れるケース、商圏調査を軽視するケースなどを紹介し、本部がどこまで支援するのかを明確にした。

広告訴求も変更した。「副業で簡単に開業」ではなく、「運営実態を理解してから検討したい方へ」「現実的な収益モデルを知りたい方へ」という誠実な訴求にした。

さらに、説明会予約後には、オーナー動画、収支シミュレーション、開業までのチェックリストを順番に配信した。これにより、説明会前に理解度が高まった状態を作った。

ASAHIメソッドは、加盟希望者を煽って集めるのではなく、納得度の高い検討者を育てる導線を設計できる点が強みだった。

■ 改善後の変化

改善から6ヶ月後、説明会予約数は月9件から31件へ増加。さらに、説明会参加率は52%から76%へ改善した。契約率も約1.8倍となり、本部側の営業負荷も軽減された。

問い合わせ内容にも変化があった。以前は「いくらで始められますか」という質問が多かったが、改善後は「採用支援はどこまでありますか」「立地選定はどう進めますか」といった具体的な質問が増えた。加盟検討者の質が明らかに変わったのである。

■ さらに行った細かな改善

FC本部の記事では、加盟検討者の温度感を見極める導線も改善した。以前は資料請求後、全員に同じ営業資料を送り、同じ説明会へ案内していた。しかし、検討者には副業感覚の人、本気で独立したい人、既存事業の多角化を考える法人など、複数のタイプが存在していた。

ASAHIメソッドでは、資料請求フォームで「開業希望時期」「自己資金の目安」「現在の職業」「希望エリア」「不安な点」を入力してもらう形に変更した。これにより、営業担当は初回接触前に相手の状況を把握できるようになった。

コンテンツも検討者タイプ別に作成した。会社員向けには「退職前に確認すべきこと」、法人向けには「既存事業との相性」、飲食未経験者向けには「開業前に苦労しやすい業務」を用意した。全員に同じ夢を見せるのではなく、それぞれの不安に合わせて情報を届けた。

既存オーナー動画も、成功談だけではなく、初月に失敗したこと、スタッフ採用で困ったこと、本部に相談して助かったことなどを含めた。これにより、加盟検討者は良い面だけでなく、現実を理解したうえで説明会に参加できるようになった。

説明会後のフォローも変更した。参加者には、当日の録画ではなく、商圏選定、収支モデル、人材採用、開業スケジュールの4本に分けた短い解説動画を配信した。長い資料を読ませるのではなく、必要な情報を段階的に理解してもらう設計にした。

■ ASAHIメソッドだからできたこと

FC募集では、単に問い合わせ数を増やすだけでは意味がない。温度感の低い問い合わせが増えすぎると、本部の営業負荷が増えるだけで契約には繋がらない。ASAHIメソッドでは、数だけではなく“検討の質”を重視した。

動画、LP、広告、メール配信を通じて、加盟検討者の理解度を高めた状態で説明会へ誘導したことが成果に繋がった。これは、コンテンツを作って終わりではなく、説明会予約、参加、面談、契約までのプロセスを見て改善したからできたことだった。

また、誇張した成功訴求ではなく、リアルな運営実態を見せた点も重要だった。一時的に反応を増やすだけなら派手な広告でもできる。しかし、契約後のミスマッチを減らすには、誠実な情報設計が必要になる。

ASAHIメソッドは、ファン化やクチコミを重視しながら、現実的な意思決定を支える導線を作る。だからこそ、説明会予約数だけでなく、参加率、面談化率、契約率まで改善できたのである。

■ 追加で設計した運用改善

さらに、説明会そのものの構成も見直した。以前は本部側がブランド説明、収益説明、加盟条件を順番に話す形式だったが、改善後は参加者の不安に沿って構成を変更した。冒頭で「よくある不安」を提示し、その後に収益、運営、人材採用、本部支援を説明する流れにした。

また、説明会中に既存オーナー動画を差し込み、数字だけでは伝わらない現場感を補った。参加者アンケートでは、「良いことだけでなく大変なことも分かったので信頼できた」という回答が増えた。

ASAHIメソッドでは、広告で集めて終わりではなく、説明会の中身やその後の面談導線まで改善する。加盟検討者の不安を一つずつ減らしたことで、問い合わせ数だけでなく、説明会参加率と面談化率も改善した。

■ まとめ

FC募集では、夢だけを見せても成果にはつながりにくい。重要なのは、加盟後の現実を正しく伝えたうえで、それでも挑戦したいと思ってもらうことだった。ASAHIメソッドは、動画、LP、広告、ナーチャリングを通じて、加盟検討者の不安を段階的に解消できる。だからこそ、説明会予約数だけでなく、契約率まで改善することができた。

結果を出したい場合、まずはお気軽にこちらからお問合せくださいませ。  

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