【2025年最新】YouTubeコミュニティ機能とは?条件・やり方を解説

「動画編集のリソースが足りず、更新頻度を保てない」「視聴者とのエンゲージメントがなかなか伸びない」
日々のチャンネル運営で、上記のような課題に直面している企業担当者も多いでしょう。
YouTubeコミュニティ機能は動画を制作せずともSNS感覚でファンと交流し、自社サイトへの流入も狙える機能です。
しかし、正確な利用条件やビジネスにつなげる具体的な活用法を知らず、機会損失をしている企業は少なくありません。
本記事ではYouTubeコミュニティ機能とは何かについて、表示されない原因やアクセスを最大化する4つの実践的な戦略までを解説します。
YouTubeコミュニティ機能を最大限活用し、チャンネルの費用対効果を大きく高めましょう。
YouTubeコミュニティ機能とは?
YouTubeコミュニティ機能とは、テキスト・画像・アンケートなどを用いて視聴者と双方向のコミュニケーションが取れる機能です。
YouTubeコミュニティ機能は視聴者とのエンゲージメントを高め、チャンネルのファン化を促進するために有効活用できます。
YouTubeコミュニティはどこに表示される?
YouTubeコミュニティの投稿は、主に以下の3箇所に表示されます。
- チャンネルページの「コミュニティ」タブ
- 視聴者のホーム画面
- 登録チャンネルのフィード
特に重要な点は、チャンネル登録をしていないユーザーのホーム画面にもおすすめ表示される可能性がある点です。
動画の再生回数が伸び悩んでいる時期でもコミュニティ投稿が拡散されれば、新たな視聴者層へリーチできます。
利用料金は完全無料
YouTubeコミュニティ機能の利用に、追加料金は一切かかりません。
そのため、企業がマーケティングを行う際、通常であればコストがかかる以下の施策を無料で実施できます。
- 市場調査
- イベント告知
- 自社サイトへの誘導
コストゼロで顧客接点を増やせるため、運用しない手はありません。
YouTubeコミュニティ投稿を利用するための条件
YouTubeコミュニティ投稿は、すべてのチャンネルで基本的に利用可能ですが以下の条件を満たす必要があります。
- チャンネルがYouTubeのコミュニティガイドラインに違反していない
- チャンネルの視聴者設定が子ども向けにされていない
- 規定の管理対象アカウントを使用していない
なお、以前はチャンネル登録者数500人〜1,000人以上と厳しい条件がありましたが、現在は撤廃されました。
参考:投稿の詳細|YouTube
参考:コミュニティの利用を開始する|YouTube
YouTubeには標準・中級者・上級者向け機能の3つがある
YouTubeには3段階の機能レベルが存在し、レベルごとに利用できる機能と有効化に必要なアクションは以下のとおりです。
| 機能レベル | 解放される主な機能 | 有効化に必要なアクション |
| 標準機能 | 動画のアップロード、再生リストの作成、コミュニティ投稿 | チャンネル開設時に自動付与 |
| 中級者向け機能 | 15分超の動画、カスタムサムネイルなど | 電話番号認証 |
| 上級者向け機能 | コメントの固定、収益化の申請など | 動画確認、身分証、またはチャンネル履歴 |
基本的にコミュニティ投稿は標準機能に分類され、チャンネル開設と同時に利用できます。
参考:YouTube クリエイター向け機能のご利用について|YouTube
YouTubeコミュニティ投稿のやり方・手順
YouTubeコミュニティ投稿のやり方・手順を、以下の2パターンで紹介します。
- パソコンからの投稿方法
- スマートフォン(アプリ)からの投稿方法
業務フローに合わせて使い分ければ、YouTubeの運用効率を高められます。
やり方・手順1:パソコンからの投稿方法
パソコンはオフィスでの作業時や長文のライティング、画像の加工を行ってから投稿する場合に適しています。パソコンからYouTubeコミュニティ投稿を行う方法は、以下のとおりです。
- YouTubeにログインし、画面右上の「作成(カメラアイコン)」をクリック
- メニューから「投稿を作成」を選択
- テキスト入力欄にメッセージを入力
- 必要に応じて「画像」「動画」「アンケート」などのアイコンを選択し、素材を追加
- 右上の「投稿」ボタンをクリック
なお、投稿ボタン横の矢印から公開日時を指定して予約投稿も行えるため、あらかじめコンテンツを準備しておくと計画的な情報発信が可能です。
やり方・手順2:スマートフォン(アプリ)からの投稿方法
スマートフォン(アプリ)は、イベント会場からのリアルタイム発信や移動中の隙間時間を活用した投稿に適しています。
スマートフォンからのYouTubeコミュニティ投稿の方法は、以下のとおりです。
- YouTubeアプリを開き、画面下部中央の「+(プラス)」ボタンをタップ
- メニューから「投稿」を選択
- テキストを入力し、メディア追加アイコンをタップして画像やアンケートを設定
- 右上の「投稿」をタップ
なお、スマホアプリでは使用できる機能がパソコンと比較すると若干限定的です。
クリエイティブの作成はPCで行い、投稿作業のみスマホを使うなどの使い分けがおすすめです。
YouTubeコミュニティで投稿できる5つのコンテンツ
YouTubeコミュニティでは、目的に応じて以下の5種類のフォーマットでコンテンツを投稿できます。
| コンテンツの種類 | 特徴・活用メリット |
| テキスト投稿 | お知らせや日常のつぶやき、リンク共有に最適な投稿形式であり、シンプルで伝わりやすい |
| 画像投稿 | 最大10枚まで添付 可能商品写真・イベント風景・チラシ画像などで視覚に訴求できるGIFアニメーションにも対応 |
| 動画共有 | 自社の過去動画や他チャンネルの動画をシェアでき、再生数の底上げやコラボ相手の紹介に利用できる |
| アンケート | 最大4択の投票機能 視聴者ニーズの調査やクイズ企画に活用でき、エンゲージメント率が高い |
| クイズ | 正解を設定できる投票機能 教育系コンテンツや知識系チャンネルでのファン定着に効果的 |
なお、すべてのコミュニティ投稿において画像またはアンケートの添付を強くおすすめします。
テキストだけのコミュニティ投稿はタイムラインで埋もれやすく、視認性が低いためです。
特に、画像付きアンケートはタップするだけで参加できるため、視聴者の反応率が向上します。
YouTubeコミュニティで過去の投稿履歴を確認・編集する方法
YouTubeコミュニティで投稿済みの内容はいつでも確認・編集が可能で、具体的な方法は以下のとおりです。
- 自社のYouTubeチャンネルページにアクセス
- メニューバーから「投稿」タブをクリック
- 過去の投稿がタイムライン形式で表示される
- 対象の投稿の右上にある「︙(3点リーダー)」をクリック
- 「編集」または「削除」を選択
ただし、アンケート投稿の場合は投票の選択肢や投票結果自体の編集はできません。
テキスト部分は編集可能ですが、アンケート内容にミスがあった場合は一度削除して再投稿する必要があります。
YouTubeコミュニティが見れない・投稿できない原因
YouTubeコミュニティが見れない・投稿できない原因は、主に以下の2つです。
- チャンネルまたは動画が子ども向けコンテンツに設定されている
- 視聴者側のアプリが古い、または制限付きモードがONになっている
投稿がうまくいかないときは、上記の項目を優先的にチェックして原因を切り分けましょう。設定に問題がないにもかかわらず改善しない場合は、YouTubeアプリの再インストールやブラウザのキャッシュ消去を試すのも有効です。
原因1:チャンネルまたは動画が子ども向けコンテンツに設定されている
YouTubeは児童保護の観点から、子ども向けとして設定されたチャンネルに対してコミュニティ機能を制限しています。
具体的には、チャンネル全体設定が子ども向けの場合、コミュニティタブ自体が表示されません。
企業チャンネルのターゲットが成人であれば、対象視聴者を「いいえ、子ども向けではありません」に設定変更する必要があります。
原因2:視聴者側のアプリが古い、または制限付きモードがONになっている
投稿者側の問題ではなく、以下のように視聴者側の環境に起因するケースでもコミュニティ機能が制限されます。
| 項目 | 内容と影響 |
| アプリのバージョン | 古いバージョンを使用していると、クイズや画像付きアンケートなどの最新フォーマットが正しく表示されないケースがある |
| 制限付きモード | 企業・学校のネットワークや保護者による制限が有効な場合、コミュニティ投稿そのものが非表示になる |
視聴者から「投稿が見られない」などの問い合わせがあった際は、まず上記の設定を確認してもらうよう案内するのがスムーズです。
特に、新しい投稿機能についてはアプリを最新版にアップデートして解決するケースが大半を占めます。
企業がYouTubeコミュニティを活用するための4つの戦略
企業がYouTubeコミュニティを活用するための戦略として、以下の4つが挙げられます。
- 動画公開前の予告で投稿初動のインプレッションを最大化する
- アンケート機能で視聴者ニーズを可視化して企画の精度を上げる
- 過去動画の再シェアで再生数を底上げする
- コメント欄の掲示板化を促してファンとのエンゲージメントを高める
闇雲に投稿するのではなく、各投稿の反応を分析して自社の視聴者が反応しやすいコンテンツ形式を見極めていくのが成功への近道です。
なお、企業におけるYouTubeの活用については「BtoB企業がYouTubeを活用するポイントは?取り組むべき理由も解説」でも解説しています。
YouTubeの活用を進めていきたい企業は、ぜひ参考にしてください。
戦略1:動画公開前の予告で投稿のインプレッションを最大化する
1つ目は、動画を公開する数時間前〜前日に見どころを切り取った画像やGIFと共に予告投稿を行う方法です。
具体的には、動画公開前の予告をYouTubeコミュニティで投稿すれば、以下2つの効果があります。
- 「今日の19時に重大発表があります」などと予告すれば、ユーザーに期待感を醸成できる
- 動画公開直後に視聴してもらうためのリマインドを行い、投稿のインプレッションを確保する
あわせてアンケート機能やクイズなどを活用し、公開前から視聴者を巻き込むと動画本編へのコメントや高評価も得やすくなります。
戦略2:アンケート機能で視聴者ニーズを可視化して企画の精度を上げる
2つ目は、アンケート機能で視聴者ニーズを可視化して企画の精度を上げる方法です。
具体的には、以下のようにアンケート機能で視聴者に直接動画にしてほしいテーマを聞く方法が挙げられます。
「次回の動画、どちらが見たいですか?」
- A:新商品の徹底レビュー
- B:社員の1日ルーティン
上記のように視聴者に直接見たい動画をアンケートで聞き出せば、企画の時間を大幅に削減できます。
また、投票を通して視聴者に「チャンネル運営に参加している」という当事者意識を芽生えさせられます。
結果として、完成した動画の視聴維持率の向上に寄与する点もメリットです。
戦略3:過去動画の再シェアで再生数を底上げする
3つ目は、過去動画の再シェアで再生数を底上げする方法です。
例えば、以下のようにYouTubeコミュニティで過去に投稿した動画をユーザーに共有する方法が挙げられます。
- 「昨年の夏に好評だったエアコン掃除の動画はこちら」など、季節に合わせた動画を再度投稿する
- 「今回の新作動画を見る前に、前回の動画を復習しておくとより楽しめます」など関連動画を紹介する
埋もれてしまった過去の動画をコミュニティ投稿で掘り起こせば、チャンネル全体の総再生時間を底上げできます。
戦略4:コメント欄の掲示板化を促してファンとのエンゲージメントを高める
4つ目は、コメント欄の掲示板化を促してファンとのエンゲージメントを高める方法です。
コミュニティ投稿のコメント欄は動画よりも心理的なハードルが低く、書き込みやすい傾向があります。
コメント欄が活性化すると、チャンネル全体のエンゲージメント向上につながり、視聴者の長期的な満足度や定着を促進します。
企業担当者はコミュニティ投稿をユーザーとの対話の場として捉え、丁寧なコミュニケーションを心がけてください。
まとめ:YouTubeコミュニティとは何かを把握して活用し、ファンを増やそう
YouTubeコミュニティは動画制作の負担なく、毎日視聴者と接点を持てる効果的な機能です。YouTubeコミュニティを利用するメリットは、主に以下の3点です。
- 無料で利用可能:コストをかけずにマーケティングができる
- 即時性が高い:スマホでリアルタイムな発信ができる
- ファン育成に最適:アンケートや対話を通じてロイヤリティを高められる
まずは、週に1回のアンケート投稿または動画公開前の予告投稿から開始してみてはいかがでしょうか。
小さな積み重ねが、やがてチャンネルの大きな成長と自社サイトへのアクセス増加へとつながります。
なお、株式会社デジアサではYouTubeチャンネルの運用支援も行っております。
YouTube運用について詳しく相談したい方は、「無料相談」より受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
