YouTubeショートとは?作り方・投稿方法を解説

「YouTubeショートとは何か」「企業アカウントでも活用すべきなのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
YouTubeショートは短時間で視聴されやすく、商品紹介や採用広報、ノウハウの発信などにも活用しやすい動画形式です。
一方で、動画の長さ・サイズ・投稿方法を正しく理解していないとショート動画として認識されない場合もあります。
本記事では、YouTubeショートの基本から作り方や投稿方法、伸ばすコツまでわかりやすく解説します。
YouTubeショートとは?基本定義と見られる場所を解説
YouTubeショートとは、YouTube上で投稿・視聴できる短尺動画のフォーマットです。
視聴者は、YouTubeのホーム画面や検索結果、チャンネルページなどからショート動画を見つけられます。
動画を選択するとショートプレーヤーで連続再生されるため、通常動画よりもテンポよく複数の動画を視聴してもらいやすい点が特徴です。
企業のSNS運用では、新商品紹介・採用広報・イベント告知・ノウハウ発信などの入口として活用できます。
長い説明を見てもらう前に、短い動画で興味を持ってもらう役割を担いやすいフォーマットです。
参照:YouTube ショート動画をアップロードする|YouTube
通常のYouTube動画との違い
YouTubeショートと通常のYouTube動画は、動画の長さだけでなく、視聴される場面や向いている目的が異なります。
ショートは短時間で印象を残し、新しい視聴者との接点を作る用途に向いています。
一方、通常動画は商品説明・導入事例・ウェビナー・インタビューなど、詳しい情報を届けたい場合に使いやすい形式です。
YouTubeショートと通常のYouTube動画の違いをまとめると、以下のとおりです。
| 項目 | YouTubeショート | 通常のYouTube動画 |
| 主な目的 | 認知拡大・接点づくり | 詳細説明・比較検討 |
| 視聴体験 | ショートプレーヤーで連続視聴 | 動画再生ページで視聴 |
| 動画形式 | 3分以内、正方形または縦長が基本 | 横長を含む幅広い形式 |
| 企業での活用例 | 商品の第一印象、採用広報、短いノウハウ | サービス紹介、事例、セミナー |
なお、ショートは通常動画の代わりではなく、通常動画への関心につなげる入口として考えると活用しやすくなります。
対象となるショートの条件は、YouTube公式によると「3分以内」「正方形または縦長」と説明されています。
参照:3 分間の YouTube ショートについて|YouTube
YouTubeショートの最新仕様|長さ・サイズ・条件
YouTubeショートを活用する際は、動画の内容だけでなく、長さや画面サイズなどの仕様を正しく理解しておくことが大切です。
条件を満たしていない動画は、ショート動画として認識されない可能性があります。
ここでは、YouTubeショートの最新仕様として動画の長さ・サイズ・認識条件を解説します。
仕様1:動画の長さは最大3分まで
YouTubeショートは、現在最大3分までの動画を作成・投稿できます。
ただし、長く投稿できるからといって、毎回3分にする必要はありません。
企業アカウントでは、以下のように目的に応じて尺を使い分けると運用しやすくなります。
| 動画の長さ | 向いている内容 |
| 15〜30秒 | 商品の第一印象、キャンペーン告知、店舗紹介 |
| 30〜60秒 | 使い方、よくある質問、社員紹介 |
| 1〜3分 | 事例紹介、比較説明、採用広報、セミナー要点 |
短い動画では冒頭の印象が重要です。
視聴者がすぐに内容を理解できるよう、最初の数秒でテーマやメリットを示す構成にするとよいでしょう。
参照:YouTube ショートに盛りだくさんのアップデート|YouTube
仕様2:動画サイズは縦長または正方形が基本
YouTubeショートとして投稿する動画は、正方形または縦長のアスペクト比が基本です。
企業のSNS運用では、スマホでの視聴を前提に、縦長動画を基本にすると見やすくなります。
他のSNS向けに作成した縦型素材を活用できる場合もありますが、音源・透かし・字幕位置などはYouTube向けに確認が必要です。
正方形動画も、条件上はYouTubeショートの対象です。
ただし、スマホ画面での見え方を考えると、商品や人物を大きく見せたい場合は縦型のほうが適しているケースがあります。
参照:YouTube ショート動画をアップロードする|YouTube
仕様3:ショート動画として認識される条件
YouTubeショートとして認識される主な条件は、標準チャンネルの場合、以下の3つです。
- 2024年10月15日以降にアップロードされた動画である
- 長さが3分以内である
- アスペクト比が正方形または縦長である
そのため、投稿前には、次のように確認するとミスを防ぎやすくなります。
- 動画の長さが3分以内か
- 画面比率が正方形または縦長か
- 著作権保護された音源や映像素材を使っていないか
- 1分を超える動画の場合、Content IDの申し立てのリスクを確認しているか
なお、「#shortsのタグを付ければ必ずショートとして認識される」とは考えないほうが安全です。
現在公式に記載されている説明をもとにすると、長さやアスペクト比などの条件確認が重要になります。
参照:3 分間の YouTube ショートについて|YouTube
参照:Content ID の申し立ての詳細|YouTube
YouTubeショートを企業が活用するメリット
YouTubeショートは、企業が新しいユーザーとの接点を作るうえで活用しやすい動画形式です。
短尺で視聴されやすく、スマホでも作成しやすいため、通常動画よりも少ない負担で運用を始められます。
ここでは、YouTubeショートを企業が活用する主なメリットを解説します。
メリット1:登録者が少なくても新規ユーザーに届きやすい
YouTubeショートは、チャンネル登録者だけに向けた動画ではありません。
YouTubeの検索・発見システムでは、ショート動画が視聴者ごとの興味や行動に合わせて表示されます。
そのため、登録者数が少ない企業アカウントでも、新しい視聴者に届く可能性があります。
企業が意識したいのは、自社が伝えたい情報だけを出すのではなく、視聴者が知りたい切り口に変換することです。
たとえば、商品名を前面に出すだけでは、まだ自社を知らない人には魅力が伝わりにくい場合があります。
「使い方」「よくある悩み」「比較ポイント」「導入前後の変化」などをテーマにすると、視聴者の関心に沿った内容になりやすくなります。
ただし、再生数をスムーズに伸ばしていくためには、投稿後に視聴者維持率や反応を見ながら改善していく運用が必要です。
参照:YouTube のアルゴリズムに基づくおすすめ機能|YouTube
メリット2:低コストで継続的に投稿しやすい
YouTubeショートは、スマホとYouTubeアプリのショートカメラを使って作成できるため、通常の長尺動画よりも低コストで始めやすい形式です。
企業のSNS運用では、毎回大がかりな撮影を行うよりも、投稿の型を作ることが継続のポイントです。
たとえば、以下のような企画を固定すると、担当者が変わっても運用しやすくなります。
- よくある質問に答える
- 商品を15秒で紹介する
- 社員の一言を撮影する
- イベントの裏側を見せる
一方で、低コストで作れることと、品質管理が不要であることは別です。
企業アカウントでは、ブランドイメージ・発言内容・著作権・社内確認フローを整えておく必要があります。
メリット3:通常動画や他SNS向け動画を再活用できる
YouTubeショートは、既存コンテンツを再活用しやすい点もメリットです。
実際に、YouTubeではアップロード済みの公開動画から60秒以内の部分を選択し、ショート動画として編集できる機能が用意されています。
たとえば、既存コンテンツは以下のようにYouTubeショートとして再活用できます。
- ウェビナー動画から重要な一言を切り出す
- 導入事例動画から成果部分だけを紹介する
- 採用インタビューから印象的なコメントを抜き出す
長尺動画を見てもらう前の入口としてショートを活用すれば、既存の動画資産を有効に使えるでしょう。
また、リミックス機能を使えば、YouTube上の対象コンテンツを活用してショートを作成できる場合があります。
ただし、企業が他SNS向け動画を再利用する際は、音源の権利や透かし、各プラットフォームの利用条件を必ず確認しましょう。
株式会社デジアサでは、朝日放送グループのテレビ局で培った映像制作とやWebマーケティングで、貴社のYouTube運用をトータルサポートいたします。
YouTube運用でお悩みの企業様は、まずはお気軽にこちらからご相談・お問い合わせくださいませ。
参照:動画からYouTube ショート動画を作成する|YouTube
参照:リミックス コンテンツを使用した YouTube ショートの作成|YouTube
YouTubeショートの作り方と投稿方法
YouTubeショートはスマホアプリから手軽に作成できるほか、PCから編集済みの動画をアップロードすることも可能です。
企業アカウントでは、投稿のスピードを重視する場合はスマホ、社内確認や編集品質を重視する場合はPCと使い分けると運用しやすくなります。
ここでは、スマホアプリとPCそれぞれの作成・投稿方法を解説します。
なお、YouTubeショートの具体的な制作手順や編集ツールまで詳しく知りたい方は、「YouTubeショート動画の作り方|スマホ・PC別手順と伸ばすコツ」もあわせてご覧ください。
作り方・投稿方法1:スマホアプリで作成・アップロードする方法
スマホでYouTubeショートを作成・投稿する流れは、以下のとおりです。
- YouTubeアプリにログインする
- 作成アイコンから「ショート」を選択する
- 撮影ボタンで動画を録画する
- 必要に応じて音楽・フィルター・エフェクト・テキストなどを追加する
- タイトル・公開範囲・視聴者層を設定する
- 内容を確認してアップロードする
スマホ投稿は、店舗の様子やイベント現場、スタッフ紹介などスピード感を重視した投稿に適しています。
なお、タイトルは100文字まで設定できるため、内容が伝わる言葉を簡潔に入れましょう。
作り方・投稿方法2:PCからYouTubeショートを投稿する方法
PCからYouTubeショートを投稿する流れは、以下のとおりです。
- YouTube Studioにログインする
- 右上の「作成」をクリックする
- 「動画をアップロード」を選択する
- 3分以内の動画ファイルを用意する
- 正方形または縦長の動画になっているか確認する
- 動画をアップロードして投稿設定を進める
PC投稿は、外部ツールで編集した動画を社内確認後に公開したい場合に便利です。
商品紹介・採用広報・ノウハウ動画など、事前に構成を決めて制作する企業運用では、PCのほうが管理しやすいケースもあります。
なお、投稿前には以下の点を確認しましょう。
| 確認項目 | チェック内容 |
| 動画の長さ | 3分以内になっているか |
| 画面比率 | 縦長または正方形か |
| 権利関係 | BGM・画像・映像素材の使用許可があるか |
| 公開設定 | 公開・限定公開・予約投稿の設定に誤りがないか |
株式会社デジアサでは、朝日放送グループのテレビ局で培った映像制作とやWebマーケティングで、貴社のYouTube運用をトータルサポートいたします。
YouTube運用でお悩みの企業様は、まずはお気軽にこちらからご相談・お問い合わせくださいませ。
参照:YouTube ショート動画をアップロードする – パソコン – |YouTube
YouTubeショート動画を伸ばすコツ
YouTubeショートは短時間で視聴される動画だからこそ、最初の数秒で興味を持ってもらう工夫が重要です。
ただ投稿本数を増やすだけではなく、視聴者に伝える内容を絞り、見やすい構成に整える必要があります。
ここでは、YouTubeショートを伸ばすために意識したいコツを解説します。
コツ1:冒頭1〜3秒で結論やベネフィットを見せる
YouTubeショートでは、冒頭1〜3秒で「この動画を見るメリット」を伝えることが大切です。
企業紹介やあいさつから始めるよりも、視聴者の悩みや得られる情報を先に示したほうが、内容に興味を持ってもらいやすくなります。
たとえば、以下のように結論やベネフィットを先に出すと効果的です。
- 採用動画:「面接でよく見られるポイントを30秒で解説」
- 商品紹介:「この機能でレポート作成を効率化できます」
なお、ショートは音声なしで見られることもあるため、冒頭にテロップを入れるのも有効です。
投稿後は、エンゲージビューや視聴継続を確認し、冒頭の言い回しや映像の見せ方を改善していきましょう。
コツ2:1動画1テーマに絞り、構成を統一する
ショート動画は尺が短いため、1本の動画で伝えるテーマは1つに絞るのが基本です。
複数の情報を詰め込みすぎると、視聴者が何を理解すればよいのかわかりにくくなります。
企業アカウントでは、以下のような構成を決めておくと運用しやすくなるでしょう。
| 構成例 | 向いている内容 |
| 結論 → 理由 → 具体例 | ノウハウ・解説動画 |
| 悩み → 解決策 → 補足 | 商品・サービス紹介 |
| Before → After → ポイント | 導入事例・改善事例 |
| よくある質問 → 回答 | FAQ・採用広報 |
構成を統一すると、どのテーマや切り口が反応を得やすいか比較しやすくなります。
投稿後は、視聴者維持率や総再生時間を確認し、成果の出た型をシリーズ化するとよいでしょう。
株式会社デジアサでは、朝日放送グループのテレビ局で培った映像制作とやWebマーケティングで、貴社のYouTube運用をトータルサポートいたします。
YouTube運用でお悩みの企業様は、まずはお気軽にこちらからご相談・お問い合わせくださいませ。
YouTubeショート動画にならない原因と対処法
投稿した動画がYouTubeショートにならない場合は、まず動画の長さとアスペクト比を確認しましょう。
主な原因と対処法は、以下のとおりです。
| 原因 | 確認ポイント | 対処法 |
| 動画が3分を超えている | 書き出し後の再生時間 | 不要部分をカットして3分以内にする |
| 横長で書き出している | 16:9などの横長比率になっていないか | 9:16または1:1で再書き出しする |
| 著作権素材に問題がある | BGM・映像・画像に制限表示がないか | 使用許諾済み素材に差し替える |
| 公開設定や処理中の影響 | YouTube Studio上の状態 | 処理状況や制限表示を確認する |
特に1分を超えるショート動画では、Content IDの申し立てがある場合、ブロックされる可能性があります。
BGMや映像素材を使う場合は、公開前に権利関係を確認しておきましょう。
YouTubeショートで音楽を使う際の著作権や収益化への影響について詳しく知りたい方は、「YouTubeショート動画の音楽と著作権について」も参考にしてください。
また、「#shorts」を付ければ必ずショートになるわけではありません。
ショート動画として投稿したい場合は、ハッシュタグだけでなく、動画の長さと画面比率を満たしているかを確認することが重要です。
参照:3 分間の YouTube ショートについて|YouTube
まとめ|YouTubeショートは企業の認知拡大に活用しやすい
YouTubeショートは、3分まで投稿できる短尺動画フォーマットです。
縦型または正方形の動画が基本で、YouTubeのホーム画面や検索結果、チャンネルページなどから視聴できます。
通常動画よりも短時間で見られやすく、企業にとっては商品紹介・採用広報・ノウハウ発信などの入口として活用しやすい点が特徴です。
スマホアプリやPCから投稿でき、既存動画の切り抜きや他SNS向け素材の再活用にも向いています。
ただし、動画を伸ばすには冒頭1〜3秒でメリットを伝え、1本の動画につき1テーマに絞ることが重要です。
ショート動画として認識されない場合は、長さ・画面比率・著作権素材などを確認しましょう。
なお、YouTubeショートを活用したいものの企画設計や撮影・編集、効果検証まで社内で対応するのが難しい企業も少なくありません。
株式会社デジアサでは、朝日放送グループのテレビ局で培った映像制作とやWebマーケティングで、現状の貴社のYouTube運用の課題分析から貴社の強みを活かした運用戦略の立案、動画制作までをトータルでサポートいたします。
「リソース不足を解消したい」「プロの視点で運用を根本から改善したい」とお悩みの企業様は、まずはお気軽にこちらからご相談・お問い合わせくださいませ。














