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ノウハウブログ

企業YouTubeでファン化する方法|多くの企業が勘違いしている3つのこと

ASAHIメソッド
更新日:

こんにちは。
株式会社デジアサ(朝日放送グループ)のコンテンツマーケター 藤田謙太郎です。

藤田 謙太郎

この記事の著者

藤田 謙太郎

コンテンツマーケター

SNSマーケティング事業を10年以上行ってきた経験を持つ、実践派コンテンツマーケター。 机上の空論や流行の理論にとらわれず、現場で培った圧倒的な「場数」に基づく支援が強み。 朝日放送にジョインしてからは、クライアントの課題に寄り添い、 本当に成果につながる実践的な戦略立案から実行までをトータルでサポート。

この記事でわかること

  • 企業YouTubeでファン化できない会社に共通する3つの勘違い
  • コンセプトより先に考えるべき「インサイト」とは何か
  • 「世界観の統一」より先に取り組むべきこと
  • 差別化・個性よりも重要な「構成」の考え方

第1章|企業YouTubeでファン化できない会社が多い理由

近年、多くの企業がYouTubeに参入しています。しかし、「認知を広げたい」「問い合わせを増やしたい」「採用につなげたい」と始めたものの、思うような成果が出ず、動画を投稿するだけになっている企業も少なくありません。

その違いは、撮影機材や編集技術ではなく、YouTubeの考え方にあります。

多くの企業は、「コンセプトを考えよう」「世界観を作ろう」「他社と差別化しよう」という順番で企画を進めます。しかし、この順番では企業が伝えたいことが先行し、視聴者が見たい内容とのズレが生まれてしまいます。

企業YouTubeで重要なのは、「何を考えるか」ではなく、「どの順番で考えるか」です。

本記事では、企業YouTubeで成功するためにとても重要な3つの考え方をご紹介します。これらを理解するだけで、YouTube運用の考え方は大きく変わるはずです。

第2章|企業YouTubeは「コンセプト」より「インサイト」が重要な理由

企業YouTubeを始めると、多くの企業は最初にチャンネルコンセプトを考えます。

もちろんコンセプトは重要ですが、最初に考えるべきものではありません。YouTubeはテレビCMとは異なり、視聴者が自ら動画を選ぶメディアです。クリックしてもらえなければ、どれだけ優れたコンセプトでも意味がありません。

そこで最初に考えるべきなのが「インサイト」です。

まず、「誰に見てもらいたいのか」を明確にします。そのうえで、その人が思わずクリックしたくなるテーマ、最後まで見たくなる内容を考えます。

例えば住宅会社なら「私たちの家づくり」ではなく、「住宅ローンで後悔する人の共通点」の方が興味を引きます。歯科医院なら「最新設備の紹介」より、「多くの人が間違えている歯磨き」の方が見てもらえるでしょう。

こうした企画を考えた後で、「このチャンネルをどう見てもらいたいか」というコンセプトを設計すれば十分です。

成果を出す企業は、コンセプトを否定しているのではなく、考える順番が違うのです。

第3章|企業YouTubeは「世界観」より「満足感」が重要な理由

「企業YouTubeでは世界観を統一した方がよいですか?」という相談を受けることがあります。

ブランドイメージを整えることは重要ですが、それだけでファンは増えません。人は「満足した」からこそ、また動画を見ようと思います。つまり、ファン化の出発点は世界観ではなく、視聴者満足です。 言われてみれば当たり前なのですが、これができていない企業が多いです。

企業YouTubeでは、自社の魅力を伝えたい気持ちが強くなりすぎるあまり、視聴者が求める情報よりも会社の紹介を優先してしまうケースがあります。しかし視聴者が知りたいのは、自社PRではなく、視聴者自身の悩みや疑問を解決する情報です。

「勉強になった」「参考になった」「面白かった」という体験が積み重なることで、「また見たい」「この会社は信頼できる」という感情が生まれます。

さらに、本気でファン化を目指すのであれば、コメントが付くような企画づくりも重要です。視聴者とのコミュニケーションが生まれて初めて、YouTubeは情報発信ではなく、ファンとの接点になります。

世界観は最初に作るものではありません。視聴者満足を積み重ねた結果として形成されるものなのです。

第4章|企業YouTubeは「個性」より「構成」が重要な理由

企業YouTubeでは、「他社との差別化」が重要だと言われます。

もちろん個性は必要ですが、多くの企業は差別化を急ぎすぎています。まだ成果が出ていない段階でオリジナリティばかり追求すると、視聴者が求めていない企画になってしまうことがあります。

YouTubeでは、「何を話すか」と同じくらい、「どう見せるか」という構成が重要です。

実際、多くの人気チャンネルはジャンルが違っても、冒頭で興味を引き、理由や根拠を示し、最後に結論を伝えるという共通した構成で作られています。視聴者が評価しているのは、「誰もやっていない動画」ではなく、「最後まで見やすい動画」です。

そのため、まずは市場で評価されている企画や構成を研究し、そこから学ぶことが重要です。人気企画に寄せることは、真似ではなく、視聴者が求める見せ方を学ぶことでもあります。

構成が身についてから、自社ならではの経験や専門性を加えれば、自然と個性は生まれてきます。

企業YouTubeでファン化を実現したい方へ 動画マーケティングの戦略設計・活用事例をまとめた資料を無料でご提供しています。

第5章|まとめ

企業YouTubeで成果が出ない原因は、編集技術や機材ではなく、「考える順番」にあることが少なくありません。

本記事で紹介した「コンセプトよりインサイト」「世界観より満足感」「個性より構成」は、いずれも重要な要素ですが、大切なのはその優先順位です。

まずは視聴者のインサイトを理解し、見たくなる企画を考えること。そして、動画を見て満足してもらえる体験を積み重ねること。さらに、多くの人に支持される構成を身につけたうえで、自社らしい個性を加えていくことが、企業YouTubeでファンを増やす近道です。

もし現在、思うような成果が出ていないのであれば、企画や編集を変える前に、一度「考える順番」を見直してみてください。その順番を変えるだけで、企業YouTubeの成果は大きく変わる可能性があります。

デジアサでは、こうした3つの考え方をもとに、企業YouTubeでのファン化を支援しています。まずはお気軽にご相談ください。

「企業YouTubeでファンを増やしたい」という方、お気軽にどうぞ。 現状のYouTube運用をヒアリングしたうえで、最適な改善提案をさせていただきます。

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